一昨日、キッチンキャビネットのサンプルが届いたというので見に行った。そして持ち帰ってきた。
デザイン会社の明るい照明の下で見るのと、我が家のほの暗いキッチンの灯りの下で見るのとでは印象も違うだろうから、きちんと確認したくて借りてきた。
これがそのサンプルだ。
とてもマットなグレーである。
肌触りはさらっと柔らかくしっとり優しい(ほんとだぞ)。期待してた通りの質感だ。色もいい塩梅。
湿った指先で表面をなぞると黒く跡が浮き上がるが、数秒ほどで乾いて消えるようになっている。最近よく見かけるフィンガープリント レジスタント、てか。
ただ、値段がかなり高いだろうと思う。実際にこれで設計してもらって見積り金額見たら目の玉飛び出るんじゃないかと、今から不安ではある。
決まらないカウンタートップ
カウンタートップは Calacatta Quartz のサンプルが欲しくて頼んでいたのだが、残念ながら手に入らなかった。ハワイには送ってくれないんだそうだ。仕方ない。仕方ないけど腹立つ。
腹立つけど仕方ないんでとにかくいまハワイにあって目の前にあるサンプルの中で気にいる物を見つけなきゃと思って目をつけたのがこれ。
ちっさ。
ちっさ過ぎて全体にどの程度のラインが入ってるのかが分からない。分からないのでもっと大きなサンプルを取り寄せてと頼んでいる。
また長いこと待たなきゃいけないだろう。
一応、Webで商品名を入力したらそれらしき全体写真が出てきたのだが、ぼんやりしててよく分からなかった。
またメーカーのHPからはこの商品は削除されていたので、もしかしたら製造中止になってる可能性が無きにしも非ずだ。嫌な予感がする。そしてそういう予感は当たる。
ちなみに出てきた写真はこれ。
もしほんとにこんな感じであったなら、欲しいと思う。これに決まると思う。
ショールームへ
タイルを販売してる店に足を運んでみた。
すると私が欲しかった Calacatta Laza があった。上から二番目、真ん中のやつ。これは旦那も気に入ってたやつだ。デザイン会社ではサンプル取り寄せれないと聞いたのに、こんなところでお目にかかれるとは驚いた。
キャビネットと合わせてみた。
よく分からない。いまいち良さが伝わってこない。
他にも色々あったので見て回ったが特にこれというものはなく、、、
模様がないただの真っ白もいいよねとは思った。
Calacatta Gold もあったな。上の写真一番上。グレーのラインの中に薄い茶色のラインも入ってるの。華美過ぎるということもなくカッコよかった。一番下のグレーも良かった。控えめな白のラインが綺麗だった。
ここのショールームにはいくつか私の好きな Calacatta Quartz があった。ただ種類が限られているので選択肢が少ない。
とりあえず何枚か気になったやつをサンプルでもらってきた。
まあどれも小さ過ぎてよく分かんないんだけど。
イメージしずらい。
妥協する?
今回決めようとしているカウンタートップはシンク周りのカウンターだけでなくバックスプラッシュ(背面の壁ね)にも使いたいと思っている。そしてキッチンアイランドのカウンターにも使うつもりだ。
キッチンアイランドは当初作る予定になかったものだけど、少ない収納(カトラリー入れが足りない)を補うためにも作った方が良さそうなので予算が許す限りは作ろうと思っている。
まあだから余計にデザインを決めることには慎重になってるとも言える。使う面が多いのだ。
私があまりに悩んでいると旦那が「もうこれでいいんじゃない?」とか言い出した。
Lazaだ。
Lazaは確かに一番気になってたやつだ。だがしかし、模様が主張し過ぎる。
試しに絵を描いてみた(ほんまに描くんじゃないけど)。
うーん。よく分からない。周りに置くインテリア次第でいくらでも素敵になるとは思うけど、我が家においてはハッキリと良いとは言えない。
長いこと目にしてると飽きも来そうだ。
だいたい我が家にキッチンアイランドを置くと位置的にほぼ部屋の真ん中だし、もう家のメインとも言える存在になるのでこんな主張したデザインじゃしんどいわと思う。
もう少し控えめなデザインのやつが欲しい。Calacatta Trevi が欲しい。
でも他にいいのなかったらもうこれでもいっかーてな気分になってるのも確か。
今あぶない心境だわ。
ちなみに私が欲しいと思っているキッチンアイランドは、カウンターの素材がキャビネットのトップだけじゃなくサイドにもあるもので(ウォーターフォール カウンタートップ(Waterfall Countertop)と言われてる)、ふつーのキッチンアイランドの倍以上のコストが掛かるそう。恐ろしいこってす。
*キッチンアイランドのコストは大体平均3,000〜5,000ドルとされています。