電気コードの差込口、照明のスイッチ、全部交換。

先日、部屋にあるすべてのコンセント、そして照明のスイッチを全て新品に交換しました。

こういう古くて汚いのを↓

こう↓

でも、出来ればもっと洒落た感じのこんなんとか↓

こんなんとか↓

に私はしたかった。値段もまったく高くなかったのでこれにしたかった。でもウチでは使えない仕様だということが分かって諦めるしかなかった。それがすっごい腹が立った。こんな些細な物すら自由に好きなのを選べないのかとハワイとアメリカと旦那を呪った。

話は変わるけど、このコンセントやスイッチの交換で私らがやっていいのはカバーを替えることくらいで、配線はライセンスを持った電気工事士にやってもらわなくてはいけない。そこは日本と一緒だ。
だからうちも電気工事士(以下業者)を呼んで交換をしてもらったのだが、無事に交換を終えるまでには様々な出来事があった。

時給100ドルの電気工事士

一人で壁に電動サンダーをかけていた時、手元が狂ってしまい、壁にあった照明のスイッチをショートさせてしまった(小さくBOM!と爆発)。ブレーカーが落ちて復旧も出来なくなったので、以前住んでたコンドのオーナーが紹介してくれたことのあった業者を呼んだ。電話するとすぐに来てくれ、すぐに直してくれたのでそれは良かったのだが、いかんせん凄いおしゃべりな人で。修理自体は数秒で終わってるのに滞在時間は1時間以上になってた。

しかしまあ、悪い人じゃなさそうだったからついでにコンセントを全部交換したいことを相談して、見積もりを出してもらうことにした。

後日、出て来た見積もり金額は980ドル。部品代は別。ちなみにコンセントとスイッチは合計12カ所。

高過ぎだと思った。実際のところ、この時はハワイの電気工事の相場というものを知らなかったので、これが安いのか高いのかよくは分かっていなかったが、それでも高いように感じた。だからOKの返事は出せなかった。

それから二週間ぐらいが経って、照明のスイッチを修理してくれた時の請求書がまわって来た。金額は156ドル。

修理はスイッチ部品の焦げた箇所に絶縁テープを貼って、ブレーカーをパチパチ上げ下げしてチェックしてたぐらいで特別大したことはしてなさそうだったが、それで156ドルだからすごい。思うに、業者の時給が100ドルなんだろうなと。それでおしゃべりで費やした超過時間分とかテープ代とかTAXが付いてこの金額になったんだろうなと。まあいい経験になった。

昔のよしみで時給50ドル

さてどうしようか、別の業者を探すか、自分らでカバーの取り替えだけして我慢するかとか色々考えてたら、バズがふと昔仲の良かった女性のことを思い出した。そして連絡を取ってみた。というのもその女性の旦那さんが電気工事士だったからだ。ナイス思い出しだ。

しかし本音はその女性と連絡をとって欲しくなかった。なぜなら私はその女性の事がほにゃらら(自主規制)だからだ。向こうも私の事をほにゃららだろうと思う。私のことを飲み屋あがりで掃除も出来ないロクデモナイ女と思ってるようだし。まあこれは被害妄想だけど。とにかく一生関わり合いを持たなければいっかと思っていたが、まさかここでまた縁を繋げることになろうとは。ちっちっ。

なにはともあれバズの知人女性に電気工事士の旦那さんを紹介してもらうことになった。

旦那さんとは電話で話した。コンセントの交換は時給50ドルでやってくれることになり、大体4時間くらいで仕上がりそうということだったので、多くても300ドル以内で済みそうな話に私たちは喜んだ。しかしいざ我が家に来て現場を見ると、「あれ?これは思ってたより時間がかかりそうだな。朝からやらないと駄目だ」と言い出して「来週出直すよ」となった。

いやいやいや、今はまだ昼の3時だし。時間かかりそうなら、ちょっとでもやっていったら?と思ったけど、まあ言えるわけでもなし。

旦那さんはこんなことも言い出した。「実は最近、離婚したんだよね・・・。今ものすごく落ち込んでてね・・・夜もちゃんと眠れてなくてさ・・・」

Oh・・・全く知らなかった事だったのでびっくりした。女性も電話では何も言ってなかったし。まあ言わないか、こういうことは。

そうして出直された翌週。

元旦那さんは遅刻もせず朝からちゃんと来てくれた。「よく眠れた?」と聞くと「昨夜はよく眠れたよ!」と明るく言ってた。そして作業をやり始めて30分ほどして・・・・。「これは駄目だ!危なくて僕には出来ない!」と言い出した。またか。

話を聞くと、アースが無くてどうのこうの。この状態で取り付けて火事にでもなったら責任取れないから僕には出来ないと。これは電力会社に頼まないといけない。かなり大掛かりな工事になるだろうから、多分1000ドル以上の費用がかかるだろうとも言われた。

がっくり来た。「そんなことは最初にチェックしとけよ。だからこの前来た時にちょっとでも作業しとけばよかったんだよ」と思ったが、これもまた言えるわけなし。

それでまたまた出直してもらうことになった。しかしこれを最後に彼とは会っていない。結果として、彼に仕事をしてもらうのは断ることになったから。

うん◯をしに帰って来たボス

コンドを買う時にお世話になったインスペクション(室内検査をしてくれる専門家)に連絡を取った。というのも、コンドに欠陥がないか調べたはずのインスペクションが、アースが無いことに気づいてないなんておかしいんじゃないか?とバズが怒り出したからだ。

インスペクションの人は電話をしたらすぐに駆けつけて来てくれた。そして再度、アースの有無や電気は漏れていないかなどを調べてくれた。全く問題ないとのことだった。「君たちの呼んだ業者は素人のようだね。古いやり方しか知らないんだよ」と言って、「俺が信頼している業者を紹介しようか?」とその場で業者に電話をして話もつけてくれた。良いインスペクションだと思う。次にまたコンドを買う時も頼もう。

インスペクションの人が紹介してくれた業者は、時給100ドルで、およそかかるであろう時間は6時間ほどだと見積もりを出してくれた。この時はもう何でもいいから早くやってくれ状態の私らだったので、すぐにOKの返事を出した。

そうしてやって来た業者は男性二人だった。一人はボス、一人は見習い中の部下。

実際に作業をしたのは部下だけだった。ボスは最初に指示を出したらすぐに何処かへ行ってしまわれた。なんせボスの方が作業をやると高いらしいのだ。本人が言ってた。「俺は高いよ?」と。カックイイ。
しかし何処かへ行ってしまわれてから3時間ほどして、一旦うちのトイレを使いに帰ってこられた。長いこと座っていたのでうん◯だろう。終えたらまた何処かへ出ていかれた。ちなみにうちのトイレには現在扉が無い。あらゆる角度から見られるオープンなトイレットになっている。強者だと思う。

部下は仕事が手早かった。ボスの言ってた指示通りに、一つのコンセントの交換を終えると、そこで出たゴミは確実に拾ってから次の交換へと移っていた。一言も喋らず少しも休まず朝からずっと作業をし、全ての交換を見積もりの予想より早く、4時間ほどでやり終えてくれた。そして何処からともなく帰って来たボスが仕上がりをチェックしてフィニッシュ。

素晴らしい仕事ぶりだったと思う。二人が去ったあと、ゴミも落ちてなかったし。いい仕事ができる職人というのは「現場に釘一本残さない」と昔からいわれてるが、まったくだなと思う。

それで今回の料金は足りなかった部品の追加代金を含めて430ドルだった。これが安いか高いかはどうでもよくて、気持ち的にいい仕事をしてもらえたので頼んで良かったと思う。うん◯をされたのは嫌だったけど。また電気工事の時はこの業者にお願いするだろう。

結局掛かった金額のトータルは・・・

Home Depotで購入したコンセントやスイッチの部品が300ドルほどだったので、工事代金を含めるとトータルで約730ドル。結構な金額だ。これからもっとお金のかかる大きなリノベーションが待っているのに、こんな小さな事にこんなにお金を掛けてバカじゃないか。なんて思ったりもするが、どうしても早く綺麗にしておきたかった事なんだな。まあ無事に全部交換できて良かった。

そうそう、アメリカではコンセントの事をアウトレットと言うんだね。今回のことで初めて知ったわ。今頃知るって・・・やばかね。