ハワイって不動産購入が難しい。
海外からの投資家が多く買いに入ってるっていうし。今は金利が安いので(つい先日上がりましたが)ローカルの人達だって買おうと動いてるっていうし。
狭い島国に人口は増える一方で、住宅の需要と供給のバランスが取れてないって聞くし。だから競争になってるって話だし。もう駄目だ。
競争になると、頭金3%〜5%のローンで購入しようとしている私たちは勝てない。
売主がローンの承認が下りないことを懸念して避けるからだ。当然キャッシュバイヤーや、頭金を多く出すようなバイヤーの方が選ばれる。
ちなみに何故ローンの承認が下りないような事態になるかをざっくり説明すると、
ローンで不動産を購入する際には、専門家による鑑定が入る。
鑑定では不動産の評価額が出される。
その評価額によって銀行は私たちへの融資額を決める。
もし評価額が低いと、多く融資をしてくれない。
となると、私たちは売主との間で成約してた金額を出せなくなる。
どうするか。
頭金を増やすなりして足りない分を補わなければいけない。
が、もともと頭金3%〜5%でローンを組もうとしてた私たちが、そんな余分なお金持ってるわけない。
はい残念、ローンは下りません。
というふうになるわけだ。
案外こういった事は多いらしいので、売主も確実に買えそうなバイヤーを選ぶということだ。
そういえば、「頭金20%以上じゃないとオファーは受け付けません」という条件の物件もあったな。
いやいや厳しい・・・・
私たちが2回目にオファーを出した物件は、周囲の環境がとても静かで部屋はかなり広く、ダイアモンドヘッドも180度のビューで楽しめる素敵な物件だった。
場所はワイキキより少し離れており、売り値が相場より高めだったのでリノベーションすると売る時に損が出るかもとは思ったけど、その部屋の持つ雰囲気が旦那も私もしっくりとくるものがあったので、オファーを出すことにした。
オファー額はほんの少しだけ上乗せして出した。
負けた。
またキャッシュバイヤーに負けた。
もう駄目だ。
もう無理だ。
ここハワイには10回以上オファー出しても買えないと嘆いてる人がざらに居るっていうのに、
私はたった2回で、もうこの先家なんて絶対に買えないと絶望した。
そこで考えた。競争のなさそうな売れ残ってる物件で今度は攻めてみようと。
それが3回目のオファーだった。